【工場見学】サントリー天然水|北アルプス信濃の森工場『未来へつづくものがたりツアー』が楽しかった!

こんにちは。

2022年5月14日(土)から開始された、長野県大町市にできた「サントリー天然水|北アルプス信濃の森工場」『未来へつづくものがたりツアー』

記事をネットで見かけてから(これは行ってみたいなー!)と思っていたものの、土日は予約が常にいっぱいで今年は無理かなーと諦めかけていたその時…

天から授かりし、計画休業!

ある日の昼下がりの事…

ポチポチッ(PCをいじる音)あ、サントリー天然水工場の見学ツアー、12月からは冬期休業に入るのかー。

みずのわカフェで天然水かき氷とか食べてみたかったなー。

敷地内にある、みずのわカフェ↓

しかし、土日は予約でいっぱいだしまた来年行ってみよう。さて、子どもたちの11月の予定はっと、、、、!!な、なに、11月4日(金)計画休業だ、、と、、!?

…長男!11月4日って小学校休みなの!?

そうだよ。

これは、うちがサントリー天然水信濃の森工場「未来へつづくものがたりツアー」に行けるように、学校が計画して休みにしてくれたってこと!?

ちがうよ!そんなわけないだろ!

こうしちゃおられん、予約枠の確認や!!‥‥あ、あいとる!(ブルブルッ)あいとるがなー!よっしゃー、ポチポチっと!予約完了!

これは、天からの授かりものやで!!小学校の先生ありがとー!!

良かったね。(なんで関西弁?)

ということで!あの大人気のサントリー天然水工場見学へ参加することができましたので、施設やツアー内容を少しご紹介したいと思います。

(少しのはずがガッツリと説明した内容になっていますので;行く前にネタバレは見たくない!という方は、ここでご帰宅願います。それでもいいよ!という方はお進みください。)

余裕を持って到着!の、はずが…。「国営アルプスあづみの公園」へ寄り道。

当日の工場見学ツアーの予約時間は、15時スタートの枠でした。

13時30分頃にサントリー信濃の森工場の場所確認の下見を終わらせて、少し時間があったので、工場の近くにある【国営あづみのアルプス公園|松川・大町地区】へ行ってみました。

これが、またしても見どころが沢山あり、とても広い公園でして・・・。

1時間があっという間に過ぎてしまい、公園内を走るなべパパファミリー。

アルクマの地上文字かわいいー!って、わーもうこんな時間か!間に合わなくなるぞ出口へ急げー。シュタタタタッ!!

うぉー!!

うぉー!!

はぁ、はぁ、(結局こうなるんかい!)

室内で遊べる素敵な造りの施設などもあり、また別の機会にじっくり訪れてみたいなぁと思いました。

(時間のないなか、公園内を走り回った様子は別記事にてアップします!)

サントリー天然水信濃の森工場①駐車場~青のトンネル~受付の天然水ハウスへ

なんとか、14時45分に駐車場へ戻って来ました!

すぐ近くにあった『臨時受付』と書かれたテントにて、検温と消毒を済ませて工場ツアー受付場所へと向かいました。

私たちがあまりにバタバタしていたからか、テントに居たスタッフのおじさんが『ここから歩いて8分位だから、そんなに焦らなくて大丈夫だよ。』っと優しく声をかけてくれました。ほっ

おじさんからパンフレットを貰って、浮かれる次男。

いえーい、パンフレットもらったぜ!

どれどれ、ふーんなるほどなー⤴

歩き始めてすぐに、まるでダムのような建築物が現れました。

かっこいー、なんじゃこりゃ!

よし、入ってみよう!

ドキドキしながら、入口に入ってみると・・・・

うぉー、あおーい。

きれいだなー!

『青のトンネル』と呼ばれる、青い光に包まれた、日常と非日常をつなぐ通路でした。
※パンフレットより

私たちはこのブルーの光に包まれたトンネルに入った時から、すでに非日常の世界へと足を踏み入れてしまったようです。

青のトンネルを抜け出たところ。

通路が川に模して作られており、本当のダムのようにですね!

その先に待ち受けている『緑の散歩道』では、木漏れ日や風が葉をゆらす音など全身を使って自然を楽しむをコンセプトに整備された遊歩道が続いています。

ツルツルピカピカのベンチに張り付く次男。

そして、素晴らしい紅葉や自然を感じながら散歩道を抜けると…。

『天然水ハウス』に到着です!

天然水ハウスは、工場見学ツアーの受付や各種案内・天然水グッズショップなどの役割をもつインフォーメーションセンターです。

未来へつづくものがたりが始まる!

受付を済ませると、コースターにもなる見学者用プレートがもらえます。

出発時間までは、みずのわ広場という芝生スペースで遊ぶことができます。

天然水ハウス内には、遊び道具のレンタルも用意されていました!

この日は開いていませんでしたが、みずのわカフェにてオリジナルドリンクやホットドッグなどを楽しむこともできます!

出発時間が近づいてきたところで、本日の案内役であるサントリーのお姉さん(Tさん)が、参加者を集めて挨拶を行いました、いよいよ出発です!

サントリー天然水が作られている工場『ものづくり棟』に入る前に簡単な注意や説明が行われました。見学中の音声及び動画の撮影はNGですが、写真はどこを撮ってもOK!という太っ腹具合に感服です!

入口すぐのロビーにて、北アルプスの説明やサントリーの自然にかける思い、今日の見学内容の簡単説明などが行われました。

案内役のお姉さんの説明はとても丁寧でわかりやすく、好印象でした!

説明が終わると、山に雨が降り注いだ水が天然水に至るまでの20年間の旅路を2分間で見られるシアタールームへとみんなで移動しました!

山に降り注いだ雨や雪がミネラルウォーターになるまでを学ぶ!

WATER THEATER~ウォーターシアター~

シアター内にはある植物の香りが広がっていました。
是非、実際に工場へ訪れて体験してみて下さい!

シアター内では、ソファに座って(人数により立ち見もあり。)美麗なプロジェクションマッピングの映像を見ながら、北アルプスに降り注いだ雨や雪が20年の歳月をかけて、地層内で磨かれた後に、ミネラルウォーターになるまでの段階を学ぶことが出来ます。

映像が終了すると、場所を移動して、今度は北アルプスや地層の模型にて水が磨かれてゆく仕組みを説明してもらえます。

時折、質問をこちらに振ってくれるので、子どもたちも他のお客さんと一緒に答えたりして、やりとりを楽しんでいました♪北アルプスの山々に多く存在する花崗岩が、美味しいナチュラルミネラルウォーターを作る大切な役割を果たしています。

くみ上げられた地下水が製品になるまでを学ぶ!

地下から工場へくみ上げられる水の温度は年間を通して12℃前後に保たれているようです。

サントリーの天然水工場ではペットボトルも自作しています。

プリフォームと呼ばれる材料を温めてから金型に入れて、高圧の空気で一気に膨らませます。

そうすると左側のペットボトルが完成します。

カメラに向けてくれた優しいお姉さん。

こちらが、膨らます前の原形のプリフォーム、右が500ml用で、左が2L用となっています。

もともとはこんなに小さいのですね!この小ささゆえに完成された空のペットボトル製品を運ぶのと比べると、10倍量のプリフォームを天然水工場へ運べることになり、環境にも配慮しています。

こちらは、1分間に1000本ものペットボトルに天然水が注ぎ込まれる様子を再現した映像です。
すさまじい速さでボトリングされる様子に見学者からはどよめきが起こっていました。

サントリーではペットボトルのラベルにもこだわっており、アルプス天然水製品に使用されているラベルは、日本のペットボトル製品の中で一番薄いものであると力説されました。

その薄さは実に髪の毛の1000分の1ほど!! 

ここでも、できるだけ使用されるプラスチックを減らそうとする企業努力が見られます。

出来上がった商品は数々の厳しい検査をクリアした後に製品として世に出されます。

一番左の名前だけ聞くと怪しげな官能検査(かんのうけんさ)の、検査員の嗅覚は一滴のオ〇ンジーナを混ぜた25メートルプールの中から、その中に一滴のオラン〇ーナが混入していることを言い当てられるほどの訓練を積んでいるとのことで、ただただ驚愕しました。

すごすぎです…!

検査を終えて無事に製品となった、天然水はトラックで運搬されて私たちのもとへと届くのです!

壮観な光景ですね!

エアーシャワー体験!

こちらでは、実際の工場で使用されているエアーシャワーの体験ができます!

お試し用に5秒間の風のシャワーを体験出来て、衣服についたホコリなどを吹き飛ばすことが出来ます。

エアーシャワー個室内。

空気の出る複数の穴と鏡がセットされています。

結構強い風が吹き付けて、私の薄くなりつつある頭の毛根たちが悲鳴をあげていました。

実際の『北アルプス天然水』製造現場を見学する!

天然水が製造される様子を見学する息子たち。

ここの工場は既存のサントリー工場で、『ここがこんなだったらよかったなー』『これがあったらよかったのになー』といった意見を集約して作られた、他工場の良いとこどりを集めたような、夢のようなつくりになっています。と説明してくれました。

コックピットとよばれるこちらの装置では、工場内に仕掛けられているカメラを切り替えて、あちらこちらの様子を見ることができます。

このように、今いる部屋の様子も見れます。
両手をあげて万歳をしている、まるでムス〇のような立ち位置の私が映し出されていました。

これにて、本日の工場内見学も終了となります!
本当に説明が丁寧でわかりやすくあっという間の楽しい時間でした!

完成したばかりのアルプス天然水を試飲!

さぁ、アルプステラスへ移動して。

長男・次男がお待ちかねの天然水の試飲会です!

ここで工場で使用されているボトリング装置を模して造られた冷蔵装置が登場!

装置の扉がオープンすると、中にはきれいに並べられた天然水ボトルがズラリッ!!

一人一本ずつその手に取ります。

今まで説明を受けてきただけあって、ラベルやペットボトルに注目してしまいます。

私も頂きました!

とんでもないお金持ちになったら、この冷蔵庫を家に設置したいですね!

アルプステラスではで、名前の通りに天気が良ければ北アルプスが一望できます!

今の時期はみずのわ広場の紅葉が綺麗ですね!

うひょー、天然水最高ー!!

なんかまずい、、苦い感じがするな‥‥。

次男の口には、北アルプスの雄大な味は、まだ少し早かったようです。

なんと、最後にはお土産用にヨーグリーナまで頂いて、終了となりました。

本当にいろいろと勉強にもなり、あっという間の楽しい1時間でした。

今度は夏にみずのわカフェの天然水かき氷を食べに訪れたいですね。

最後に

最後に案内役のお姉さんに気になっていた質問をぶつけました。

『山に降り注いだ雨が地中に染み込み、天然水としてくみ上げられるまでの20年間という歳月はどのように算出されたのでしょうか?』

『それは、山の地層の質や深さをレーダーで測定したデータをもとに、各学者さんにより計算がされて数字が出されています。学者さんによって多少導き出される年数が異なるため、厳密に言うと20年間ピッタリというわけでは無いのですが、およそ20年間の歳月とさせて頂いています。』

なるほど、最後まで丁寧で素晴らしいご返答をありがとうございました!

単純ながら、帰る頃にはサントリーが好きなってしまう『未来へつづくものがたりツアー』となりました!

2022年度の見学ツアーは11月いっぱいで終了となりますが、また来年再開されたらぜひ訪れてみて下さい!冬季休業後の再開時期については公式ホームページ ↓ にてお知らせされます。

サントリー北アルプス信濃の森工場・基本情報

基本情報

・工場名 サントリー天然水|北アルプス信濃の森工場

・所在地 〒398-0004 長野県大町市常盤8071ー1

・営業時間 9:30~16:30(最終入場15:30)

・定休日 月・火・工場休業日(臨時休業あり)冬季休業(12月~3月)

※工場見学(未来へつづくものがたりツアー)やみずのわ広場などのフィールド散策は完全予約制となっています。公式サイトより予約を行ってください。

サントリー天然水北アルプス信濃の森工場公式サイトへ

新しい工場(2021年竣工)の為、わが家のような古い車のナビだと出ませんでした;

その際は、『国営あづみのアルプス公園(松川・大町地区)』を設定して目指していくと公園入口手前に北アルプス信濃の森工場があります!

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子どもが”こども”でいる時間は思っているよりも短いかもしれません。
大変なことも多い子育てですが、限りあるこの時をなるべく楽しく過ごしたい。
そんな感じです。

”もともとこども”の2児の父