【親子支援センター】第4回:おしゃべり会へ参加する!

こんにちは、先日、日頃お世話になっている親子支援センターさんが開催する、おしゃべり会に参加をしてきました。今回で4回目となり、保護者さんたちの話や、今まで知らなかった福祉関係の事が知れて、毎回勉強になるなぁと感心させられて帰ってきます。

今回のテーマは【障がい福祉制度と学校卒業後の生活】でした。

障がい児(者)の利用できるサービスや制度などについて、町役場の職員さんが見やすい資料とともに、分かりやすく説明を行ってくださいました。

社会保障制度における申請主義

福祉に関わらず、基本的に国から社会保障制度を受ける場合は、自分から申請をして、認められないと制度を利用する事はできません。

「はい、今のあなたの状況で使える制度の一覧表はこれですよ、あとは名前の記入と押印だけしてくださいね。」っと、向こうから親切にサービスはやってこないのです。

これを「申請主義」といいます。保障制度やサービスの用意はしてありますので、国からの支援やサービスを利用したい方は、困っていることに対して、どういう制度があり、どう申請したらよいのかを調べて、自らの力で勝ち取ってください!ということですね。

これが、夕飯時の下宿先のおばちゃんでしたら、おばちゃん「今日はお腹空いてそうな顔してるから、コロッケ1つ多くサービスしといたよ!」私「お、おばちゃん!ありがとう、、でも、おばちゃんの優しさで、すでにおなか(胸)がいっぱいだよっ・・・!ジーンッ」っと、感動のワンシーンが生まれる事でしょう。

これは、古き良き日本から残る人情主義といいますね。

しかし、現実では、「おばちゃん、私は今日とてもおなかが空いているので、アジの開きを1枚多く頂きたいのですがよろしいですか?申請書はこちらに用意してあります。」っと申請をしなければ、おなかをいっぱいにすることができません。

そこで、「よし、認めよう!」っとなればよいですが、「いや、そのおなかの空き具合では基準に満たないから認めるわけにはいかないねぇ。世の中もっとおなかを空かせてる人はいるからねぇっと申請が通らないで、おなかを満たすことができない場合もあります。

それが日本の社会保障制度の現実なのです。(?)

少し話がずれてしまいましたが、本来利用できたはずの支援や制度を、知らなかったばかりに受ける事ができなかったぜ、チックショー!とK梅太夫さんみたいにならいように、しっかり調べましょう!

心身障がい児(者)タイムケア事業

役場職員さんの話を聞いている中で、県が独自の事業で行っている「タイムケア」という制度が気になりました。

内容は、「障がいがある方の介護者(家族など)が、家庭において介護がおこなえないときに、事前に登録してある介護者へ、一時的に介護支援依頼をすることができる制度」です。詳しくは、調べてみて後日アップしようと思います。

これは、助かる方が多そうだなとぁ思った半面気になることもありました。

気になった点は、親子支援センターの先生が質問をしていた「保険はかけているのか?」の点です。
事前に登録できる介護者は「各市町村が定める社会福祉法人、NPO法人などの団体組織」、「近隣に在住する知人など」です。

事業自体に保険はかけてなくとも、日頃より活動している社会福祉法人さんなどに介護を依頼する場合は、そこの団体さんで保険に加入していると思いますが、近隣に在住する知人などに介護を依頼する際は、個人間のやりとりとなります。

もちろん、ない方が良いのですが、ほかのご家庭のお子さんを預かっている中で事故や負傷する事態が起こった時に、責任問題がどうなってしまうのかなと気になりました。

今回説明して下さった、町の利用申請書内にはありませんでしたが、別の市の申請書には、「 ~前略~ また、介護者がその障害に配慮し、かつ常識的な援助を行っている限りにおいては、万一不慮の事故、負傷などがあっても、法的な責任を含む、一切の責任を介護者及び〇〇市に問いません。」という文言が入っているものもありました。

ですので、介護を依頼する側は自己責任で、介護を支援する側は気兼ねなく預かることができるという事ですね。(自分の子だけでも、ちょっと目を離したすきにケガをすることがあるので、私はちょっと怖いなーと思ってしまいますが;)

また、飲食物やその他の費用に関しては、利用者の実費となりますので、個人間でこの制度を利用する場合は前述の事も含めて、よく取り決めをしておくとトラブルを防ぎやすいのかなと思います。(個人で利用できる賠償保険などもあると思います。)

その他にも、各種障がい、福祉関係の手帳や障害年金について、おそらく保護者の方が一番心配されている学業を終えた後の就労関係(障がい者雇用、就労移行センターなど)やグループホームなどの話もして下さり、大変ためになる、あっという間の1時間半でした。

なぜ、冬が近づくとトイレも近くなるのか

関係ない話ですが、なぜ寒くなるとトイレが近くなるのでしょうか、今回のおしゃべり会が始まる前に2回と会の途中に1回と、短時間の間に計3回もお花をつみに行ってしまいました。

個別相談にて、子どもの排泄問題について相談をしていますが、次回の個別時には大人のトイレ問題についても相談しないとなぁと思った、頻尿父でした。

おしゃべり会は、今回が最後の予定のようでしたが、今年度中にもう1、2回開催されるかもとの事でしたので、次回以降もぜひ参加をさせていただきたいと思います。

今回も、貴重なお時間を使って読んでいただきましてありがとうございました!

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【こどもと楽しく生きる!!】

子どもが”こども”でいる時間は思っているよりも短いかもしれません。
大変なことも多い子育てですが、限りあるこの時をなるべく楽しく過ごしたい。
そんな感じです。

”もともとこども”の2児の父