~まちタネ広場に笑顔咲く~「Bioマルシェ」レモネードスタンド出店編【放課後等デイサービス】

2022年10月22日(土)小諸市大手門公園前の『こもろまちタネひろば』にて。

わが家が放課後等デイサービスで利用させて頂いている、【さくだいらキッズらぼ】の職員さんと利用している子ども達が、レモネードスタンドを出店するというとても素晴らしく面白い活動を行いましたので、見学へ行きました!

多機能型事業所【さくだいらキッズらぼ】とは

『さくだいらキッズらぼ』は、2021年8月・佐久市岩村田にオープンした多機能型の事業所です。
放課後等デイサービス・児童発達支援・保育所等訪問支援の各支援サービスを提供しています。

わが家はちょうどオープンの頃に子どもを預けられる施設を探していたところ、担当の相談支援員さんに紹介されて利用を始めました。

通い始めてから1年と2ヵ月が経過しましたが、事業所の方針もさることながら、保護者の意向も汲んで下さり、小学校や自宅までの送迎など柔軟な対応を行って下さり助かっています。

また、平日の学校終わりは事業所内や近辺での活動を主に、土曜日・祝日などは事業所外でも結構広範囲に公園やハイキング、イベント、スポーツ大会など、色々な社会の場に触れ、自宅だけではとてもできないような経験を子どもたちに積ませて頂いてます!

今度はボッチャの大会に出場するとのことで、子どもたちも保護者も今から楽しみでしょうがないです!

興味のある方はコチラ ↓

基本情報

◎事業所名 多機能型事業所【さくだいらキッズらぼ(通称・さくらぼ)】岩村田教室

◎所在地 〒385-0022 長野県佐久市岩村田1158-13-2階

さくだいらキッズらぼ『公式サイト』

 ↓普段の活動の様子は【LITALICO発達ナビ】サイト内ブログにて発信されています。

2022年4月には小諸教室もオープンしました!

トラブル!キッチンカーが到着していない!?

キッチンカーの到着を待つ。

当日、今回のイベント【Bioマルシェ】の会場である『まちタネひろば』へ到着すると、

先に来ていた職員さんから、トラブルでキッチンカーが到着していない💦と聞きました。

(なんと!まるでドラマかなにかでありそうな絵にかいたようなトラブルだ!)と思いつつ少し心配していたところ、さくらぼを利用している子どものパパさんがトラブルを解決させて、少し遅れたものの無事にキッチンカーが到着しました!

パパさんナイス活躍です!!

ちょうどその頃、子どもたちも続々とやって来て、レモネードスタンド出店準備が始まりました!

みんなで飾り付ける、レモネードスタンド!

子どもたちが日々の活動の中で事前に作った飾りつけを手に、力を合わせながら着々とキッチンカーが彩られていきます。

事前に準備している様子も写真で紹介されていました。

職員さんや子どもたちが力を合わせて楽しそうに準備をしている姿に、見ているこちら側も自然と笑顔になってしまうのでした。

仕事の可能性~作業の工夫により、子どもたちが働ける!

お店のシステムにも工夫があり、キッチンカーで直接商品と金銭のやりとりを行うのではなく、チケット引き換え所にてレモネードの注文を行い、代金を支払って引き換えチケットを受け取ります。

アイスとホットの2種類があり、キッチンカーの係の子へ、チケットを渡すことにより注文が完了となります。(このレモンチケットもかわいいですね!)

当たり前ですが、一人で行う場合はお店側の①~⑤の複数の作業を一人で行わねばなりません。

しかし、チケットのやり取りを増やし、一連の流れを細分化して、それぞれの役割を個々に割り当てることにより、一人一人が行う作業を単純化させています。

このことにより、いわゆるマルチタスク(注文を受けながら、お金の計算をしながら、商品の準備をするなど)を行わずに済み、子どもたちが自分に与えられた一つの作業を行うことで成立する、働きやすい環境が整えられています。(実際にはレモネードのコップに氷を入れる、コップにレモネードを注ぐなど、さらに細かく分けられていました。)

これは、私たちが普段働いている会社でも活かせる考え方です。(あんた今、会社で働いてないやろ!)っとツッコミたい気持ちは良く分かりますが、今は心の奥底に抑えて頂けると助かります。

一人当たりに求められる能力期待値が高い会社では、マルチタスクが行えない人間は『これくらいの作業が出来て当たり前だ!こんなこともできないなんて、使えないやつだな!』と切り捨てられてしまうかも知れません。

しかし、一人一人の特性に寄り添った環境を整えれば、大人の補助はありながらも、子どもたちだけで一つの仕事(レモネードスタンド)が成立するということを実行して証明した、素晴らしい例を間近で見ることができたのです!(なんて素晴らしい日だ!!)

ふぅ、少し熱が入ってしまいましたのでレモネードを飲んで落ち着きましょう。

どうでしょう、落ち着いてきましたか、それでは子どもたちの素晴らしい働きっぷりを見てみましょう。仕事と言っても、みんな嫌々『あー、、かったるいなー。』ではなく、楽しそうに行っていました!

与えらえれた仕事をこなす子どもたち

手作りのチラシを手に『レモネードいかがですかー。おいしいですよー!』と広場内を歩く先生と子どもたち。その日、イベントに訪れていた人達は子どもたちの姿を見ては「かわいい!」と笑顔になっていました。

レモネードチケットを販売する子どもたち。

さくらぼさんには、様々な年齢のお子さんが通っているので、大きい子が小さい子のフォローに入ります。

キッチンカーの中でレモネードを作る子ども達。

カラフルなストローは、「何色のストローにしようかな」と、お客さんに選ぶ楽しさを与えたい、という子どもたちのアイデアとのことです。すばらしい!

レモネードスタンドや小児がん募金のビラを配る子ども達。

ビラや、お客さんへの呼びかけは、最初は恥ずかしそうにしながらも徐々に慣れて行き後半は上手に声掛けを行っていました!

それぞれが一つの仕事をやり続けるのではなく、時間でローテーションされていて、みんなが一通りの仕事を行えるようになっていました。

幼稚園からのお友だちや先生方、別の事業所の先生も来て下さり、とても楽しい時間が過ごせました。

※10月26日追記今回のイベント用に、スライスしたレモンを86枚用意して、すべて無くなったので最低でも86杯は売り上げ、もしかしたら100杯くらい売れたかもとの事でした。

すごいですね、本当にお疲れさまでした!!!

役割を終えて、ご褒美にポン菓子を食べる。

午前の部を任されていたわが子たちは、午後の部の子たちにバトンタッチしてその日のお仕事は終了。

ちょうど、さくらぼさんの隣のブースにて、懐かしのポン菓子屋さんがお店を出していましたので、お疲れ様のポン菓子を食べることに。

出来上がって調理器具の蓋を開けた時の『ボンッ!!!』という迫力のある爆発音に引き寄せられて、群がる子どもや大人たちの姿は、まるで昭和の路地のような懐かしさを感じる光景となりました。

仕事した後にみんなで食べる、できたてのポン菓子は格別ですね!

おしまい。

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【こどもと楽しく生きる!!】

子どもが”こども”でいる時間は思っているよりも短いかもしれません。
大変なことも多い子育てですが、限りあるこの時をなるべく楽しく過ごしたい。
そんな感じです。

”もともとこども”の2児の父