佐久市にある湯川親水公園は、水遊びができる公園を探してる時に見つけました。
結果をお伝えしますと、この公園周辺に水遊びできるところはありませんでした。
基本情報
- 名称
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湯川親水公園(ゆかわしんすいこうえん)
- 駐車場
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あり(無料・3台)
- トイレ
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あり(冬季は使用不可)
- アクセス
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長野県佐久市岩村田花園町
- 自動販売機・ショップなど
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なし
公園全景
鼻面稲荷神社の対岸に位置する、湯川親水公園。
小さな駐車場と小さなトイレ、小さな芝生の広場が整備されています。
もしも、休日に子どもを連れて行こうものなら。
「よーし、今日は天気いいから公園に遊び行くぞー!!」
『やったー!』(喜ぶ子どもたち。)
「よーし、とうちゃーく!」
『わー・ぃ・・・え?うそやろ?』(困惑する子どもたち。)
っという情景が脳裏に浮かんできますね。
トイレは小さいながらも、男女に加え多目的トイレも備えられています。
確認不足でしたが、オムツの交換台もありました💡
河川敷へ
親水公園の名の如く、水と親しむスペースが川沿いに備えられているはず!っと一縷の望みを求めて、駐車場から近くの河川敷へと向かってみました。
北方面の遊歩道
南方面の遊歩道
両方面の遊歩道共に川側の草の高さが尋常じゃありません。
遊歩道探索(南方面)
ひとまず、南方面へ進んでみると、少し広場っぽくなっているところがありました。
しかし・・・、川沿いの茂みへ近づくと。
突然茂みの付近から深さのある川になるので、小さいお子さんは危ないかも知れません。
もう少し歩みを進めてみましたが
南方面は『鼻面歩道橋』の橋にたどり着き。
先はこんな感じになっているので、引き返して北方面を調べて行きたいと思います。
河川敷の遊歩道(北方面へ)
北方面はいくつか川側への分岐があったりもしたのですが
背の高い草に阻まれて、基本的にすべて行き止まりでした。
遊歩道の終点も草に覆われていて進めるのはここまででした。
ここからは、左手に見える塀を乗り越えて道路を進んで行きます。
そして、この先で湯川衝撃の歴史を知ることになるのでした・・・!!
↓
江戸時代の初め、上州(現群馬県側)南牧から佐久平へやってきた元士豪の市川五郎平真親(さねちか)は、3つの新田を開発しました。
湯川の水を引いて開発した市村新田・三河田新田・鹿曲川の水を引いて開発した五郎兵衛新田です。
三河田新田と市村新田は千曲川の右岸側に位置します。他方、五郎兵衛新田は千曲川の左岸側に位置します。
市川五郎兵衛が千曲川を挟んで両側で新田開発を進め、3つの新田を開発したことがわかります。
湯川無くして、佐久地方の水田の発達はなかったということですね。
今日もお米を食べる時は湯川に感謝して頂こうと思います。
常木頭首工
頭首工とは、河川などから用水を水路に取り入れる施設です。
案内板を読んだ後だと、五郎兵衛さんが頑張りが偲ばれますね。
それでは、最後は頭首工の渦巻きを眺めながら、さようなら~。(音量注意)
まとめ
◎公園には、トイレとベンチと小さな芝生の広場があるのみ!
◎河川敷も遊べるようなポイントなし!
◎佐久地域の人と川のつながり、水田の歴史を知る事ができます!